コラム4:弁護士 伊吹 勝美

「相続・遺言をめぐる法律講座」を終えて

2010.2 弁護士 伊吹 勝美

相続・遺言をめぐる法律講座の様子 さる1月30日に、ひめしゃら法律事務所第1回市民講座「相続・遺言をめぐる法律講座」を開催いたしました。当日は、晴天でしたが気温が低く、また講座開催の告知期間も短く、宣伝が不十分な状態でしたので「果たして何人の方が来て下さるのだろうか」と所員一同不安に思っておりましたが、20名近くの方にご参加いただきました。当日は、多摩地区だけでなく、神奈川県や埼玉県など遠方からも来ていただいたようで、主催者としても大変嬉しく思っております。
 今回の講座では、相続・遺言に関する基本用語の説明から、相続・遺言制度の中でも皆さんの関心の高い代襲相続、寄与分、遺言書の書き方などを中心に取り上げました。
 そして講座では、話し手が一方的にテーマについて話すだけでなく、法定相続分に従って、実際の相続額を計算する問題を皆さんに解いてもらったり、自筆証書遺言の有効・無効を判断する問題等を織り交ぜるなどし、参加者の方にも楽しんでいただけるような形にしました。

 参加者の方があまりに熱心に話を聞いてくださるので、話し手も調子に乗り「あれも、これも」となってしまい、途中1回の休憩をはさみましたが、講座の最初から、最後の質疑応答まで2時間と、予定時間を30分もオーバーしてしまいました。

 私が、ひめしゃら法律事務所の主要な活動のひとつとして位置づけられている法律講座の第1回目の話し手を引き受けたのが、昨年の秋頃でした。当初は、「なんとかなるだろう」と気軽に考えていました。
 日が経つにつれ、「どのような内容にしたらいいのだろう」と悩み始め、講座直前には、「第1回だから失敗するわけにはいかない」「法律講座を聞きに来ている皆さんに、役に立つ話をしなければならない」などというプレッシャーもかかり、大変な役割を引き受けてしまったと思いました。
 しかし、ある時から、私の自己中心的な性格が幸いしてか、「第1回ということで気楽にやらせてもらおう」と考えるようになり、レジュメ作成から講座のスタイルまですべて「自分流」で行こうと決めて準備をし、当日を迎えました。
 終了後のアンケートでは、お叱りや改善要望などのご意見が多数出るだろうと考えておりましたが、その予期に反して、終了後の皆さんの反応は概ね良好であり、「参考になった」「次の法律講座にも是非参加したい」などという嬉しい回答もいただきました。
 今回の参加者の皆さんには、長時間にわたりお付き合いいただきましたことに改めて御礼申し上げます。
 弁護士が、身近な法律問題について、市民の皆さんにお話する機会というのはまだ少ないと思います。ひめしゃら法律事務所では、今後も定期的に法律講座を開催する予定にしております。第2回以降もそれぞれの話し手が、独自のスタイルで各テーマに沿ったお話をさせていただきます。
 多くの皆様のご参加を所員一同お待ちしております。
 なお、法律講座で取り上げて欲しいテーマ等がありましたらお知らせください。

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6月の定例相談日を掲載しました。

 

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○岸 敦子(東京弁護士会)/犯罪被害者支援委員会 委員長
○杉野 公彦(第二東京弁護士会)/性の平等委員会 副委員長
○松縄 昌幸(第二東京弁護士会)/消費者問題対策委員会 委員長
○藤原 真由美(日本弁護士連合会)/憲法問題対策本部 副本部長

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松縄 昌幸 弁護士/講演のお知らせ

松縄 昌幸 弁護士が「役立つ遺言書」と題するテーマで講演を行います。

日 時/6月20日(水)
    午後2時~4時
場 所/トムハウス
(鶴牧・落合・南野コミュ二ティセンター)1階 ホール
参加費/無料
(どなたでも参加できます)

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