駐日パレスチナ大使に決議を届けてきました
佐々木弁護士が、自由法曹団(国際問題委員会)の活動の一環で、2025年6月30日、駐日パレスチナ常駐総代表部を訪れ、自由法曹団の決議を駐日パレスチナ大使に届けてきました。
届けた決議は、自由法曹団の沖縄5月集会で採択された「イスラエルによるパレスチナ攻撃の即時停止・パレスチナ占領政策の終結及び日本政府に国際社会における法の支配を徹底する立場に立つよう求める決議」と、6月常任幹事会で採択された「イスラエル及びアメリカによるイランへの攻撃の即時停止及びイランによる報復措置の自制、日本政府に国際社会における法の支配を徹底する立場に立つよう求める決議」の二本です。
大使は、会議室に通してくださり、決議を受け取って、そのまま懇談をしてくださいました。ガザの置かれている状況、イスラエルの蛮行、モラル・コンパスを失った国際社会について、時に冗談をはさみ、また真剣な眼差しで語っておられました。
イスラエル大使館にも同じく決議を届けようとしましたが、セキュリティが厳しく、応対してもらえませんでした。パレスチナは、それと対照的で、実にフレンドリーで、オープンであり、「No Security(警備はいない)」、「いつでもドアは開いています」との言葉が印象的でした。