デジタルデトックス
スマートフォン(以下、スマホ)の普及により本当に便利な世の中になったと感じます。
わからないことがあればすぐにその場で調べることができ、行きたい場所にはGPSを使ってナビゲーションをしてくれます。また、キャッシュレス決済を利用すれば現金を持たなくても買い物が出来ます。
本当にスマホ一つあれば生活をする上での大抵のことはできてしまうのではないかと思うほどです。
そんな便利で生活に不可欠なものとなっているスマホですが、過度な使用は深刻な健康上の問題を引き起こす可能性があると言われています。
スマホの使いすぎが引き起こす健康被害の主な症状としては、
・肩こり・腰痛
・ストレートネック
・眼精疲労・ドライアイ
・睡眠障害
・集中力や記憶力の低下
・ストレス・不安感の増加
などがあり、他にも様々な支障を生じることがわかっています。
実際に私自身も長年肩こりやドライアイに悩まされており、ここ数年は記憶力の低下も感じています(記憶力の低下に関しては加齢が原因かもしれません)。
そこで、少し前からデジタルデトックスをすることを心がけていて、自宅にいる時にはなるべくスマホを触らないようにしています。最近では起床直後と就寝前にしかスマホを見ないという日も増えてきました(その結果として仕事の連絡や友人からの誘いに気づかないことが多々ありますが・・・)。
今までスマホに費やしていた時間を他のことに使うことができるようになったため、猫を眺める時間や大好きな読書の時間が増え、多少の充実感と心にゆとりが生まれている気がします。
とはいえ、やはりスマホは私たちの生活を多くの面でサポートしてくれる便利なものであるので、過度に依存することなく適度な距離を保ちながら適切に使用していければ良いのかなと思っています。
さて、つい先日の話ですが、私は普段から買い物はキャッシュレス決済を利用することが多いため現金を持ち歩かないことが多いのですが、この日もスマホだけを持って飲食店に行き、会計をする際に店員さんから只今キャッシュレス決済をする機械に不具合が生じているため現金以外は使えませんと言われてしまい(そんな大事なことは来店時に教えてよと口には出さずに心の中で思いつつ)、財布を持っていなかったので当然焦りました。
どうしようかと考えていたところで、あ!!そういえば何かあった時のためにスマホケースの裏に千円札を1枚忍ばせていたんだったと思い出し、良かったと安堵したのもつかの間、会計は1,100円だったので足りず。
結局泣く泣く家族に電話をしてお金を持ってきてもらったという出来事がありました。
やっぱりスマホに限らず何事も信用し過ぎることは良くないなとあらためて感じ、次からはスマホケースの裏には千円ではなく一万円を忍ばせておこうと心に決めたのでした。